My Story

 
きっかけ
 
私は昔から知らないことを知ったり体験することが好きで、旅行で海外へよく行っていました。散歩しながら見つけた小さな雑貨店に寄っては雑貨を購入し、帰国後プレゼントしたり部屋に飾ったりすることが大好きでした。ですがコロナの影響で海外へ行くことができなくなり、この習慣が途絶えてしまいました。今まで偶然出逢っていたユニークな海外の雑貨に出会えない、そう思った時、自分でそのような場所を作ったらいいのでは?と思い、一念発起しました。
 
決意
 
ただ雑貨といっても、とても幅が広いです。自分は何の雑貨が好きで、自分の経験を活かすことができて、そして何が世の中に求められ続けるのだろうと考えた時、一番に頭に浮かんだのが “紙もの” でした。 海外では、どこにでもメッセージカードが売られています。 小さな街の雑貨屋、スーパー、花屋、いつ、どこにでも、誰かに想いや感謝の気持ちを言葉にして伝える文化が根付いています。 そんな文化もひっくるめて、世界の魅力溢れる紙ものを、もっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。思い返せば旅行先で購入していたもののほとんどがメッセージカードで、海外の手書きイラストやデザインの良さを他人へさりげなく知ってもらえるカードはいつも私の傍にありました。そして、私は以前遺言に関わる仕事をしていたことからも、メッセージを他人に伝えることのもたらす影響力や重要性を人一倍体感しております。日本には年賀状や暑中見舞いのような季節毎にメッセージを贈る素敵な文化がありますが、今薄れてきているのが現状です。紙に書くことはデジタルよりもその言葉を強く体感できます。こんな時代だからこそ、“紙でメッセージを贈る文化を”育みたいと考え、輸入紙もの専門店を開くことを決意しました。
 
大きな壁
 
ただ、まず商品の仕入れをさせていただくブランドさんと出会うことにとても苦労しました。私のポリシーは〝一生大切にしたいと思えるものを長く持つこと〟そのこだわりは外せません。大学時代は雑貨屋さんでアルバイトをしていたので未経験ではない、何とかなるという安直な考えでいたものの、輸出入やEC、雑貨業界、小売店経営のことすべてが未知の世界でした。会社員時代は全くの異業種に勤めていたため、何の知識も人脈もなく、おまけに海外渡航も今出来ない、こんな素人に大切な商品を預けてくれる人なんているのだろうか、という不安は日に日に大きくなってきました。とにかく少しでも信頼してもらえる人になりたい、その一心から、開店準備を記録した日々、セレクトショップ立ち上げのため勉強したことについて、赤裸々にインスタグラムやツイッターで発信を続けました。
 
そして今
 
そして5ヶ月の時を経て、ご縁あり5カ国の素敵な海外アーティストさまから仕入れをさせていただけることになりました。私が世界中の紙ものを見続けた中でも、自分の宝物に置いておきたいくらいに大好きな作品を作られている方ばかりだったので、仕入れが決まった時の嬉しさは一生忘れられません。熱い想いとアイデアしかなかった私に共感くださり、応援してくだることに、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、この5ヶ月間で会社員時代は経験したことのないような素敵な出会いが沢山ありました。アーティストさん、親身に相談に乗って下さった先輩雑貨屋さんや卸さん、メーカーさん、そしていつも応援くださっているSNSのフォロワーさん、そんなかけがえのない出会いが繋がり、今 Linaire bleue が形となっています。
 
メッセージ
 
当店で取り扱わせていただいている商品は、どれも一生大切にしたいと思える上質なものばかりです。私は大切な人へ想いを伝える時、少しでもユーモア溢れる、そして上質なもので贈りたいと思っています。
“誰かのことを想い、メッセージを贈る”
Linaire bleue がそのきっかけになれたら嬉しいです。
 
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
  
Ayano Nakatsuji
2021.10.31.Sun